稲村理紗のお仕事とその周辺ブログ。
2014年10月20日 (月) | Edit |
たびたびブログにも書いておりますが、


私は小さい頃からやたらと、

見知らぬおばちゃんに話しかけられます。

道を尋ねられるのはもちろんのこと、

たわいもない世間話や突拍子もない話など、

「え・・・、なぜ今まったく行きずりの私に・・・」みたいなことが多々あります。



以前バスに乗ったとき、

前の席に座っていたおばちゃんが急に後ろを振り返り、

「私、公民館で日舞のサークルに入っているの」と、

写真の入ったアルバムを見せ始め、

延々とサークルのお話を始めたことがありました。

それよりさらに昔、

スクランブル交差点を渡っているとき、

「これ、ける」と、すれ違いざまに板チョコをもらったこともありました。

おばちゃんが歩いてきた方向にはパチンコ屋が・・・(納得)。



中でももっとも印象的だったのは、

私が大学浪人だったときのエピソード。

第一希望の大学の願書をポストに投函しに行ったとき、

ちょうど隣にバス停があっておばちゃんがひとり、バスを待っていました。

ポストに封筒を入れようとしている私を見て、

「あんたそれ、大学の願書?!」とおばちゃん。

「あ、は・・・はい」と答えると、

「そう!あんた、がんばんなさいよー!

大学行けるんだったら絶対行った方が良い!

私行きたくても行けなかったからね。

おばちゃんになった今でも、大学行きたかったかなーと思うもの。

大人になって後悔することはたくさんあるけれど、大学はその一つよ。

今は受験勉強大変かもしれないけど、

後になって絶対よかったなーと思うから。

もう少しの辛抱だからがんばりなさいな」と。

そんなふうに、まったく見ず知らずのおばちゃんに、

強烈に背中を押してもらったこともありました。





さて先日、近所のリサイクルショップで、

ミニのショルダーバッグをどっちにしようか迷って、

両肩にかけて鏡に映しながら左右動いていたら、

磁石のようにすすすーっと知らないおばちゃんが近づいて来て、

「何?あんた迷ってるの?ぜーったいこっちだって!」と。

「そ、そうですかね?こっち・・・?ですかね・・?」と訪ねると、

「そうよ、絶対こっちのほうが素敵!

さいっこうに似合ってるわー。

これからの時季考えても絶対こっちだって!」と太鼓判。

私はおばちゃんに言われるがままに、

見知らぬおばちゃんが選んでくれたバッグを買って帰りました。


P2014_1020.jpg


私はめちゃ人当たりのよさそうな顔つき、というわけでもないですが、

知らないおばちゃんによく話しかけられます。

自分でも不思議だったり戸惑ったりするけれど、

でも、なんだかこんなのも楽しいです。




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