稲村理紗のお仕事とその周辺ブログ。
2017年08月04日 (金) | Edit |
出産ほやほや!
秋のお仕事復帰までしばし、
出産・育児についてブログにつづってまいります。



【 出産編②~ほんとに生まれた!~ 】


「分娩室にうつりましょう!」と助産師さん。

いよいよその時がきました。

陣痛と陣痛の合間を見計らい、

向かいの部屋へ、ヨタヨタと移動。

ほんの少しの移動距離ですが、しんどいしんどい。


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分娩台のビジュアルがマシン的で緊張感が増すものの、

いよいよここまで来た!あと少し!

「いきんでみましょう」とのことで、

わけもわからず自己流で

ふ~~~ん!とお腹に力を入れていきむと、

「いきむときは目を開けて!」と。

力を入れると目をぎゅっとつぶるのが

自然の摂理というものでしょうが、

あんた、、目を開けるとね??!

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しかも、一回いきんで上体をおこしたら、

さらにかぶせるようにもう一回いきむのが1セットだそう。

もう、言われるままに無我夢中です。

旦那さんも枕もとのほうに居て、

必死に励ましてくれてます。

いきみながら、

ほんとにこんなことで、

赤ちゃんが出てくるものなのかな・・・と

頭の遠くで思ったり。


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半信半疑ながら4回目のいきみをしているとき、

助産師さんとは違う人が足元にすっとあらわれ、

「ぢょきん」と音が!!!

これがうわさに聞いていた会陰切開とやらですが、

切りますとも何とも言われず、

いきみの最中どさくさにまぎれて切られた驚きと、

自分の体の内側に響く、

金属で皮膚を切られた音が恐怖でした。

切られた痛さよりも、

切られた「音」のほうがずっと怖かった・・・。


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もう、切られたからには早いとこ出してしまいたい!

ぐんといきむと、

おや?

なんか、何かが下に下がっているという、

これまでにない感触。



んんん~~~っと、もうひといきみ。

ずずっと何かが下がり、(赤ちゃんだろうけど)

「はさまってます!」という感じがすごい!



さらにぐぐぐっといきむと、

「髪がみえましたよ~!」と。

ああ、ゴールは近い!



もいっちょいきむと、

股のほうから「ホエ」と小さな声!

!!!



さいご、なかばやけくそにいきんだら、

ずるるるる~~~ん!!!という感触と共に、

股の向こうには赤ちゃんが!


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イメージは

「でっかいハムがずるんと出た」感じ。

よく、陣痛の痛さを

「清原のフルスイングを腰に受けているぐらい」とか、

出産の痛さを「鼻からスイカ」とか、

サッパリ参考にならない例えがされますが、

陣痛は「生理痛をすごく痛くして、それがすご~く長い」という、

想像できる範囲の痛みでしたし、

出産の時は「ハム」と、

鼻スイカほど極端なものではありませんでした。

ほんとうに、「案ずるより産むが易し」。

・・・まあ、痛かったけどね!


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生まれて赤ちゃんの姿を見た瞬間、

「ほんとに生まれた~~!」と思いました。

私の腹の中から人が出てきたよ!

あの痛いのは、

ほんとに赤ちゃんが産道を進んでいたからなんだなあ~~と。

そして気になるお顔。

わたし似?旦那さん似?

・・・あれ? なんかどっち似でもないけど

どこかで見たことあるような・・・

・・・あっあーーー!大阪の通天閣にいた

ビリケンさん??!

・・・んーーーーって、ちょとまって。

足。赤ちゃんの足、片方変な方向に曲がってない?

あれあれ? 大丈夫??

ほんの数秒の間に、

色んな想いが頭の中を駆け巡りました。


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後ろのほうにぐにゃっと曲がっていてびっくりした赤ちゃんの足ですが、

後の検査結果で、問題なしとのことでホッ。

お腹の中にいるときの向きで、

クセがついていただけとのことでした。(そんなことあるんだ)

けれど、

生まれた直後は気になって気になってしょうがなく、

誕生直後、旦那さんが撮っていたビデオも、

私が足の事をぶつくさぶつくさ話しているもので、

あまり感動的なふうになりませんでした・・・


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(すごいしゃべる・・・)


生まれた直後の赤ちゃんを、

胸のうえにのせるカンガルーケア

それまで泣いていた赤ちゃんが、

胸にぴとっとくっついたとたんに泣き止んで静かになり、

その温かく湿った肌と柔らかさにジーン。

胸の上の赤ちゃんに話しかける自分の声が

枯れていることに気が付き、

夢中でいきんだんだなあ・・・とぼんやりした頭で思いました。


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実際に出産を経験してみて、

こんな風にして人が生まれてくるんだと、

とても感慨深い気持ちになりました。

私も旦那さんも、

私の親も、旦那さんの親も、

みんなみんな、

こうして生まれてきたんだなあ・・・。

命の壮大さを感じ、

退院後、

そのへんを歩いている知らないおじいさんを見ても

胸が熱くなるということがしばらく続いたのでした。


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(つづく)




2017年07月31日 (月) | Edit |
出産ほやほや!
秋のお仕事復帰までしばし、
出産・育児についてブログにつづってまいります。



【 出産編①~始まりは突然に~ 】


出産の始まりは突然にやってきました。



予定日の4日前。

まだほんのり余裕の気持ちで過ごしていて、

日課の昼寝から目覚めると・・・


「じょろっ」


股に温かいものが流れる感触。


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もしや失禁??!と焦り、

あわててトイレにかけ込もうとすると、

歩くたびに 「じょろっ」 「ちょろっ」

トイレで確認すると、

うっすらピンクの水。



「はああっ!! 破水だーっ!」



急に心臓がどんどこ高なり冷汗が。

てっきり陣痛から始まるものと想い込み、

スマホに陣痛の間隔を計るアプリを入れてたものの出番なし。

破水だとすぐに病院へと言われていたので、

お義母さんにつき添ってもらい、

自宅から車で5分ほどのS病院へ。

近くの病院にして良かった~。




15時30分。

病院に着くと陣痛室に案内され、

まもなく旦那さんも勤務先から到着。

すると担当の助産師さんが、

「今日、研修生がいるのですが、

 お産をお手伝いさせても良いですか?」と。

断っても全くかまわないとの事でしたが、

じゃあ結構ですというのも、

なんだか冷たい人のように思われるかしら・・・と、

嫌われたくない根性が出てきて

「ええ、ええ、是非お願いします」とアルカイックスマイル。

ほどなく、研修生さんが挨拶に。

そのみなぎる若さがまぶしかったっけ・・・。


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18時00分。

すこーしお腹が痛くなってきたものの、

生理通の軽いのぐらいでまだまだ余裕。

夕飯をぺろりとたいらげ、

全く足りず、旦那さんからパンを買ってきてもらいもしゃもしゃ。

アイスも食べたいな~ 

あーー、ラーメンとか回転ずしとか、

もっと外食しておけば良かったなあ~と、

主に食べ物の事があたまをよぎり、緊張感はありません。


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20時00分。

陣痛が強くなってきて、下腹がきりきりと。

生理痛のような痛みです。

5分おきぐらいに痛みの波がきて、

30秒~1分くらい痛みが続き、また5分あいてというリズム。

お腹に、陣痛の間隔や強さを計る機械がつけられ、

機械の数値は20~40あたりをフラフラ。

とはいっても、

この数値のMAXがどれくらいなのかよくわからず、

痛みの参考になりません。




21時00分。

陣痛がどんどん強くなってきて、

生理痛の重いのぐらいに。

痛いけど、まだ、「覚えのある痛み」ぐらい。

助産師さんが時折、子宮に手を入れて開き具合を確認しますが、

4センチとかでまだまだとのこと。




23時00分。

痛くて声が出るように。

旦那さんに背中をさすってもらうと少し楽になります。

懸命に腹式呼吸。

助産師さんの「順調にお産が進んでます」との声が励みに。


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1時00分。

痛さと眠さが同列レベルになり、

5分ごとに来る痛みの合間合間で、

寝たり苦しんだりの繰り返し。

そしてまた、助産師さんが時折子宮口の確認に。

6センチ、という言葉を虚ろに聴きます。

旦那さんも徹夜で背中をさすってくれますが、

ベテラン助産師さんのさすりのほうが、さすがポイントを得ていて、

「うん、そこそこ!わかってらっしゃる~」という感じ。

掌で圧をかけてゆっくりさすってもらうと楽に。

痛さと眠りの合間に、

「アイス食べたい・・・」とぼんやり考える余裕もまだ有り。


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5時00分。

重い生理痛をさらに超えた痛みに。

口もきけなくなってきて、

「うう~~~っ! うう~~~っ!」と

大きな唸り声が出てしまいます。

陣痛の強さを計るモニターは、

60~90あたりをフラフラ。

これはMAXが100だとしたらいよいよという感じなのだろうけど、

やっぱり数字の意味はわからず、

数字を見ていると痛さが増してくるので見るのを止め、

腹式呼吸に専念。

旦那さんが「上手、上手!」と励ましてくれるものの、

痛さで気が立って、

「あんたに何でわかるんだ・・・」という思いが

心の中を駆け巡ります。


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助産師さんが、

私の両肩をつかんで揺するというあらたなテクを投入し、

これまた余分なチカラがぬけて痛みのがしになり、

グッジョグでした。




8時30分。

痛くて痛くて、

もうお腹を切って出してもらえないかな・・・という想いが

10回ぐらい頭を巡った頃、

「子宮口9センチ・・・!よし、分娩台に移りましょう!」と。

うっは~~~!

いよいよその時がやってきました!


(つづく)













2017年07月21日 (金) | Edit |
【ご報告】



先日、予定日より早くに破水し、

19時間の陣痛を経て、

無事長女を出産しました。



七夕の日に出生届を提出。

私と旦那さんの好きな夏生まれということもありまして、

「 凪紗(なぎさ)」と名付けました。

良く飲み良く寝て、

健康にすくすく成長しています。



退院後は旦那さんの実家にしばし居候し、

上げ膳据え膳で産後のサポートをしてもらいました。

ありがたや ありがたや~



今日、アパートに戻ってきて、

いよいよ3人での新生活がスタートです☆

11月のお仕事再開まで、

またしばし、

ブログで出産・育児のレポートをつづってまいりますので、

よろしければ箸休めにどうぞ。




まずは今の一言。


「あーーーーー、!

 3時間以上続けて寝たーーーーい!」




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2017年06月26日 (月) | Edit |
現在妊娠10か月、臨月に入りました。
今年秋頃のお仕事復帰まで、
妊娠、育児についてなど、
つらつらブログにつづってまいります。



【妊娠後期編②~臨月・心と体の変化~】


臨月に入り、

妊婦生活もあとわずかになりました・・・!

いよいよカモンベイビーです。

臨月は、お腹が大きくなる以外にも、

心と体の変化があります。



①真夜中に目が覚める


これまでも、

トイレが近くなって夜中に目が覚めることがありましたが、

臨月に入ると、

意味もなく夜中にパチッと目が覚めるようになりました。



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この現象は、

これから始まる、2時間おきの授乳に慣れるため、

夜中に目が覚める練習を体がしているとか。

つくづく人間の体ってすごいよね。




②無性に片づけたくなる


赤ちゃんを迎えるにあたって、

布団やベビーグッズ等を購入し、

それらを収納するため押入れの片づけをしていたら、

どんどん片づけ意欲に火がつき始めました。

押入れだけでなく、

リビングや書斎、台所、風呂・トイレ、

部屋の様々な所が気になって、

憑りつかれたように整理整頓、断捨離。

最終的に、

トイレのスリッパについている小さなタグまで気になって、

カッターで外すしまつ。



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(composer=作曲家。なぜスリッパに。)



どうやらこれも、

出産に迎えて巣作りをする

巣ごもり本能という野生の名残らしく、

またしても生き物としての面白さを実感したのでした。




③手足がむくむ


普段むくみはあまり気にならないタイプですが、

臨月に入ってから、手足の指がムチムチにむくみ

ビリビリと痺れるように

特に足は、普段履いている靴が履けなくなるほど

パンパンになりました。



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出産直前の母体は血液が通常の2倍になり、

その巡りの悪さがむくみを引き起こすそう。

血行を促してしびれをとるため、

夜ソファーで旦那さんに足つぼを押してもらってます。

毎日40~50分くらい念入りにしてくれるので、

そろそろ指がいかれてきているとのこと。



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寝る前は布団に入って手のマッサージをしてくれるのですが、

半分寝落ちしながら旦那さんも必死です。

ありがとうよ・・・。


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予定日まであと1週間。

落ち着いて穏やかに過ごしたいと思います。


(つづく)




2017年06月19日 (月) | Edit |
現在妊娠10か月、臨月に入りました。
今年秋頃のお仕事復帰まで、
妊娠、育児についてなど、
つらつらブログにつづってまいります。



【妊娠後期編①~お腹の変化~】


妊娠による一番の変化と言えば

お腹が出てくること」ですが、

私の場合は、赤ちゃんが内側に入りこんで、

あまり前につき出ないタイプらしく、

妊娠7か月目くらいまでは、まわりに気がつかれないことも多々でした。

「お腹出てきたなー!」と実感したのは8か月から。

お腹の重さで歩くのがしんどいなーと感じたのは、

9か月過ぎくらいで、

この頃から、歩く時のバランスがうまくとれず、

のけぞるような姿勢になり、

足はがに股気味、

息苦しくて自然と「フーフー」と声が出て、

おすもうさんがなぜあのように歩くのか、

そのメカニズムが身を持って理解できました。



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妊娠後期は春だったので、

マタニティ用のデニムタイトスカートにスパッツという服装が

日々の9割ほど。

着替えのためスカートを脱いでスパッツだけになった腹を、

上から見た状態が、

黒いまん丸お腹に足がひょろっと出ていて、

まるでミッキーのお腹みたいと、

わが腹ながらそのユーモラスなフォルムに、

毎回笑えるのでした。



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ミッキー繋がりで、

妊娠後期に入る直前、

中期が終わる27週に、

ディズニーランドに行きました。

大学の同級生の結婚パーティーで、

くじ運のない旦那さんがめずらしく、

じゃんけん大会で1位になり、

その時ペアパスポートをいただいたからなのですが、

「う~ん、妊娠中だし・・・」と躊躇する私に友人が、

「ディズニーは、妊婦さんが並ばなくてもいいサービスがあるらしいよ」と。

おお、それならば!と、

ふたりして実に10年以上ぶりのディズニーに出かけたのでした。



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(グリーンまん)


サービスカウンターで妊婦であることを伝えるともらえる、

ゲストアシスタントカード

このカードがあると、

アトラクションの列に並ぶ時間、

お茶を飲んで休憩したり、お土産を見たり、

他のアトラクションに行ったりすることができ、

ものすごく時間を有効に使えてラッキーでした



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そして、初めて観たエレクトリカルパレードに大感激



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興奮した旦那さんが、

キラキラと子どものように目を輝かせ、

「ピーター!」と叫んで手をぶんぶんと振り出したことにびっくり!

あんた、ピーターパン好きだったっけ?

ってか、ディズニー自体、

そんな興味なかったよね・・・?

こんな中年のおじさんも魔法にかける、

ディズニーの素晴らしさを実感。

子どもが生まれたら、絶対連れてきたいな~



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さて、妊娠後期はお腹の赤ちゃんの動き、

胎動も強くなってきます。

私は胎動に気が付くのがわりと早く、

4か月目くらいからちょろちょろと何か動くのを感じてましたが、

後期になるとその「ちょろちょろ」が、

「ぐにょんぐにょん」と、

マッサージ機のもみ玉みたいに激しくなります。

そして、赤ちゃんは夜行性らしく、

床についてから、わさわさもちゃもちゃ騒ぎ出し、

その勢いで何度か目が覚めてしまい、

寝不足になる日も多々。

後期に入ってからは寝不足を補うため、

毎日1~2時間の昼寝が欠かせませんでした。



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臨月に入るとお腹ぎゅうぎゅうに赤ちゃんが大きくなり、

動きも小さくなってきたので、

今となってはこの激しい胎動も良い思い出です。


(つづく)